【紫単カイドウ】徹底デッキ解説 ― 勝ち筋・デッキリスト・回し方まで【2026年9月版】
【紫単カイドウ】徹底デッキ解説― 勝ち筋・デッキリスト・回し方まで【2026年9月版】
紫単カイドウは、リーダー「カイドウ(OP17-058)」を軸にした紫単色のランプデッキです。軽いカードでドン!!を先に増やし、他のデッキより早いターンにコスト9〜10の大型キャラを着地させて、パワー11000〜12000の打点をそのまま押し付けます。スピードは中速。この記事では2026年9月5日時点の構成として、メルカードの「紫カイドウ デッキ【OP17Ver1.1】」(OP17-058軸の紫単50枚)を正本に、勝ち筋から採用カード、回し方、対面、購入判断まで順に見ていきます。
CHAPTER 01紫単カイドウとはどんなデッキか
紫単カイドウをひとことで表すなら、ドン!!を先に増やして、大型を先に出すデッキです。「ランプ」とは、通常なら1ターンに2枚ずつしか増えないドン!!を、カードの効果で前倒しに増やしていく戦い方を指します。ドン!!は先攻なら1・3・5・7・9、後攻なら2・4・6・8・10と増えていくので、加速なしでコスト9に届くのは5ターン目。コスト10は先攻なら6ターン目、後攻なら5ターン目です。紫単カイドウは軽い加速札を序盤から連打して、この到達を1ターン前倒しすることを目的にしています。
デッキの目標は明快で、ドン!!を加速して他のデッキより早くコスト9〜10の大型を着地させること。その1点に構築が寄せられています。採用しているキャラ34枚のうち14枚がコスト9以上で、逆に中間のコスト4〜5帯と7〜8帯はまったく採用されていません。軽い加速札で一気に飛び越えるという設計です。
リーダーの仕掛け
カイドウ
リーダー

- 種類
- リーダー
- 色
- 紫
- ライフ
- 5
- パワー
- 5000
- カウンター
- -
- 特徴
- 四皇/百獣海賊団
- 属性
- 特
- ブロックアイコン
- ⑤
- 効果
- 【アタック時】/【相手のアタック時】【ターン1回】ドン!!-1:相手のキャラ1枚までを、このターン中、パワー-2000。
ドン!!を1枚ドン!!デッキに戻すことをコストに、相手キャラをこのターン中パワー-2000する効果です。ポイントは自分のアタック時だけでなく、相手のアタック時にも使えること。攻めるターンは相手のブロッカーやアタッカーを弱らせて討ち取りに行き、守るターンは殴ってきたキャラのパワーを下げて返り討ちにする、という両利きの使い方ができます。
もう一点、このリーダーの効果はドン!!を場から減らすという性質を持ちます。ドン!!を増やすのが目的のデッキでリーダーがドン!!を吐き出すのは一見ちぐはぐですが、ここを埋めるのが後述のOP17-062 カイドウとOP08-074 ブラックマリアです。前者は自分の場のドン!!がドン!!デッキに戻された時にドン!!を補充し、後者は消費したドン!!をまとめて回収します。この「払って、戻す」循環こそがVer1.1構成の背骨です。
一言要約と速度帯
速度帯は中速。1〜3ターン目から殴り勝つアグロではありませんが、7ターン目以降までじっくり構えるコントロールでもありません。加速が噛み合えば、通常なら5ターン目に届くコスト9が4ターン目に着地します。この「1ターン早い」という差そのものが、このデッキの武器です。
裏を返せば、加速が止まると強みが消えます。コスト4〜5帯を採用していないぶん、加速札を引けなかったときに中盤の手が薄くなり、ただの重いデッキになってしまいます。またOP17-058はブースターパック第17弾『世界最強の戦士』(2026年8月22日発売)の新規リーダーで、発売から日が浅く、大会実績のデータはまだ十分に蓄積されていません。以下の評価は構築の構造から見た傾向であり、今後の環境で変動します。
CHAPTER 02勝ち筋と基本の動き
勝ち筋は1本、ライフを削り切るビートです。特殊勝利やデッキ切れは狙いません。ただし削りに入るのは大型が並んでからで、そこまでの手順が3段階に分かれます。序盤に加速し、中盤に大型を着地させ、終盤は厚い受けで守りながら高パワーを押し付ける。この3段構えがすべてです。
- 序盤(1〜3ターン目)= 軽量キャラでドン!!を加速し、カウンター値を持つ札を並べて受けを確保する時間。
- 中盤(4〜5ターン目)= 加速したドン!!でOP17-062 カイドウやOP17-061 大看板を通常より1ターン早く着地させる時間。
- 終盤(6ターン目以降)= リーダー効果とカウンターイベントで守りを固め、パワー11000〜12000の打点を押し付ける時間。
序盤:とにかくドン!!を増やす
序盤の役割は打点ではなく、加速です。ドン!!デッキからドン!!を追加できるカードは採用50枚のうち24枚あり、そのうちコスト3以下のキャラが16枚を占めます。内訳は、OP17-073 バジル・ホーキンス(コスト3)が登場時にドン!!1枚をアクティブで追加、OP17-074 ヤマト(コスト3)が登場時にドン!!1枚をレストで追加、EB04-032 クイーン(コスト1)が起動メインでドン!!1枚をレストで追加、OP08-074 ブラックマリア(コスト3)が起動メインでドン!!5枚までをレストで追加。ここにコスト6のEB04-031 キング(4枚)とイベントのOP17-077 軍荼利龍盛軍(4枚)を加えた24枚が、加速専用の枠です。このほかOP17-062 カイドウ(4枚)とOP07-076 ノロノロビームソードの【トリガー】(2枚)でもドン!!は増えますが、そちらは加速というより支払いの補填とライフからの副産物にあたります。
ここで意識したいのが、「アクティブ」で追加されるか「レスト」で追加されるかの違いです。アクティブで追加されたドン!!はそのターンからすぐ使えますが、レストで追加されたドン!!はそのターンには使えず、次の自分のターンから戦力になります。つまりレスト追加は「翌ターンの前借り」、アクティブ追加は「今すぐの上乗せ」。どちらを使うかで、大型が着地するターンが1ターン変わります。
中盤:大型を通常より早く着地させる
中盤に入ったら、貯めたドン!!をそのまま大型に変換します。着地先はコスト9のOP17-061 大看板(パワー11000)と、コスト10のOP17-062・OP17-063 カイドウ、ST34-004 シャーロット・リンリン(いずれもパワー12000)。この4種14枚が、相手の盤面がまだ整っていないタイミングで出てくるのが、このデッキの押し付けです。
中でも最優先はOP17-062 カイドウ。自分の場のドン!!がドン!!デッキに戻された時にドン!!を1枚アクティブで追加し、さらに自分のドン!!1枚をアクティブにするため、このデッキが多用する「ドン!!-1」のコストを実質的に払わなかったことにできます。パワー12000の【ブロッカー】でもあるので、置いた瞬間から攻守どちらにも効きます。
終盤:守りを固めて打点を押し付ける
大型が並んだら、あとはリーダー効果で相手のアタッカーやブロッカーを弱らせながら殴り続けます。守りの中心はOP15-078 万雷(パワー+1000+条件付きドロー)とOP17-077 軍荼利龍盛軍(ドン!!-1でリーダーをパワー+4000)、EB04-040 火龍大炬(ドン!!-1でリーダーをパワー+4000)、OP07-076 ノロノロビームソード(ドン!!-1でパワー+2000+相手キャラ1枚をレスト)のカウンターイベント12枚。リーダーのパワー-2000と組み合わせれば、相手のアタックを1回まるごと無効化する計算も立ちます。
盤面のパワーは11000〜12000。相手のキャラでは殴り返しにくく、ブロッカーで受けても討ち取られる側になります。「除去されなければ勝つ」形をどれだけ早く作れるかが、このデッキの実質的なゲーム目標です。
3ステップの理想ライン
- ①加速段階:EB04-032/OP17-073/OP17-074とOP17-077でドン!!を増やす
- ②着地段階:OP17-062/OP17-061/ST34-004/OP17-063を通常より早いターンに出す
- ③押し付け段階:リーダー効果とカウンターイベント12枚で受けながら、パワー11000〜12000で殴り切る
この順番が崩れる典型が、加速段階で加速札を引けなかったケースです。コスト4〜5のカードを採用していないため、加速が止まると手札の大型を抱えたまま何もできないターンが生まれます。逆に言えば、序盤に加速札を置けるかどうかがそのままゲームの行方を決めます。
CHAPTER 03紫単カイドウのデッキリスト(標準50枚)

| カード名 | 型番 | 枚数 |
|---|---|---|
| リーダー | ||
| カイドウ | OP17-058 | 1 |
| CHARACTER(34枚) | ||
| クイーン | EB04-032 | 4 |
| ブラックマリア | OP08-074 | 4 |
| バジル・ホーキンス | OP17-073 | 4 |
| ヤマト | OP17-074 | 4 |
| キング | EB04-031 | 4 |
| 大看板 | OP17-061 | 4 |
| カイドウ | OP17-062 | 4 |
| カイドウ | OP17-063 | 2 |
| シャーロット・リンリン | ST34-004 | 4 |
| EVENT(16枚) | ||
| 万雷 | OP15-078 | 4 |
| 軍荼利龍盛軍 | OP17-077 | 4 |
| "ひとつなぎの大秘宝"を獲りに行くぞ!!! | OP07-077 | 4 |
| 火龍大炬 | EB04-040 | 2 |
| ノロノロビームソード | OP07-076 | 2 |
| メインデッキ合計 | 50 | |
小計は、CHARACTERが9種34枚、EVENTが5種16枚。合計:CHARACTER 34枚+EVENT 16枚=50枚(リーダー1枚は別枠)です。同一型番は最大4枚に収まっており、全50枚が紫単色でリーダーの色を満たしています。
コストの分布が語るもの
採用カードのコストを並べると、0が4枚、1が14枚、2が2枚、3が12枚、6が4枚、9が4枚、10が10枚。コスト4・5・7・8がまるごと空いています。これは偶然ではなく、「軽い加速札・受け札」と「重いフィニッシャー」だけで構成し、中間を飛ばすという設計思想の表れです。
つまりこのデッキは、コスト3までのカードでドン!!を増やし、その増えたドン!!でコスト9〜10へ一足飛びに到達します。中間帯がないぶん、加速が決まれば理想的なターン短縮になり、加速が止まればコスト帯の谷にはまります。この極端さが強みでもあり弱点でもある、と理解しておいてください。
受け札の実数
手札から防御に回せる札の内訳は次のとおりです。加速のために手札を捨てる場面が多いデッキなので、どれだけ受けを残せるかは常に意識しておく必要があります。
| 区分 | 枚数 | 内容 |
|---|---|---|
| カウンター値を持つキャラ | 16 | カウンター2000が8枚(OP08-074・OP17-073)、カウンター1000が8枚(EB04-032・OP17-074) |
| 【カウンター】を持つイベント | 12 | OP15-078(パワー+1000/ドン!!コストなし)・OP17-077/EB04-040(ドン!!-1でリーダーにパワー+4000)・OP07-076(ドン!!-1でパワー+2000+相手キャラ1枚をレスト) |
| 条件付きカウンター | 最大18 | OP17-063が手札にある間、手札のカウンターを持たないキャラカードすべてがカウンター+1000を持つ |
注目したいのが3行目です。このデッキでカウンター値を持たないキャラは、EB04-031 キング・OP17-061 大看板・OP17-062/OP17-063 カイドウ・ST34-004 シャーロット・リンリンの計18枚。OP17-063が手札にあるだけで、この18枚がすべてカウンター1000として使えるようになります。加速で手札が減りやすいこのデッキにとって、手札の大型がそのまま受けに変わるのは大きな保険です。OP17-063を2枚だけ採用している理由も、この「手札に1枚あればいい」という性質から説明がつきます。
CHAPTER 04採用カード解説(役割グループ別)
採用50枚を4つの役割グループに分けて解説します。グループは①ドン!!加速エンジン(16枚)、②中継ぎ(4枚)、③大型フィニッシャー(14枚)、④イベント(16枚)で、合計50枚です。各カードの数値・効果はカード情報欄にまとめているので、本文では勝ち筋のなかでどう働くかを中心に説明します。
ドン!!加速エンジン(コスト1〜3の16枚)
ここが動かないとデッキが成立しません。序盤に何を置けるかで、大型が着地するターンが1〜2ターン変わります。4種ともカウンター値を持つので、加速に使わなかった分は受けとして腐りません。
クイーン
4枚採用

- 種類
- キャラクター
- 色
- 紫
- コスト
- 1
- パワー
- 1000
- カウンター
- 1000
- 特徴
- 百獣海賊団
- 属性
- 打
- ブロックアイコン
- ④
- 効果
- 【登場時】自分の手札から特徴《百獣海賊団》を持つカード1枚を捨てることができる:カード2枚を引く。/【起動メイン】【ターン1回】自分のドン!!2枚をレストにできる:自分のリーダーが特徴《百獣海賊団》を持つ場合、ドン!!デッキからドン!!1枚までを、レストで追加する。
コスト1で置ける唯一のキャラで、加速と手札補充を1枚で兼ねます。登場時は手札の《百獣海賊団》1枚を捨てて2枚引く、実質的な手札交換。起動メインはドン!!2枚をレストにしてドン!!1枚をレストで追加、つまりそのターンのドン!!を2枚使って翌ターンのドン!!を1枚増やす取引です。数字だけ見ると損に見えますが、動きが薄い序盤のターンに使えば、余ったドン!!を翌ターンの大型へ振り替えられます。捨てるカードもデッキの大半が《百獣海賊団》なので困りません。
ブラックマリア
4枚採用

- 種類
- キャラクター
- 色
- 紫
- コスト
- 3
- パワー
- 2000
- カウンター
- 2000
- 特徴
- 百獣海賊団
- 属性
- 特
- ブロックアイコン
- ②
- 効果
- 【起動メイン】【ターン1回】自分のキャラの他の「ブラックマリア」がいない場合、ドン!!デッキからドン!!5枚までを、レストで追加する。その後、このターン終了時、相手の場のドン!!の枚数と同じ枚数になるように自分の場のドン!!をドン!!デッキに戻す。
Ver1.1で新しく入った、このデッキ最大のドン!!回収装置です。効果を素直に読むと「ドン!!を5枚まで増やすが、ターン終了時に相手と同じ枚数まで戻す」。つまり相手のドン!!の枚数が上限になるので、素の推移で相手より多く持てるわけではありません。
効いてくるのは、ドン!!-1やドン!!-4でドン!!を大量に払ったターンです。リーダー効果、OP17-061の登場時、ST34-004の登場時(ドン!!-4)などでドン!!を場から減らすと、通常なら次のターン以降ずっとその枚数のまま戦うことになります。そこでブラックマリアを起動すれば、減った分を相手と同じ枚数まで一気に取り戻せます。「払ったドン!!をチャラにする」枠だと考えてください。
逆に、まだドン!!を払っていない序盤にうかつに起動すると、ターン終了時に相手と同数まで削られて素の推移より損をします。序盤は素直にコスト3のカウンター2000持ちとして置き、起動は大きく払ったターンまで待つのが基本です。「他の『ブラックマリア』がいない場合」という条件があるため、複数枚引いたときは1枚ずつ運用します。
バジル・ホーキンス
4枚採用

- 種類
- キャラクター
- 色
- 紫
- コスト
- 3
- パワー
- 1000
- カウンター
- 2000
- 特徴
- 百獣海賊団/ホーキンス海賊団
- 属性
- 斬
- ブロックアイコン
- ⑤
- 効果
- 【登場時】自分の手札1枚を捨てることができる:自分のリーダーが特徴《百獣海賊団》を持つ場合、ドン!!デッキからドン!!1枚までを、アクティブで追加する。
このデッキで唯一「アクティブ」でドン!!を追加できる軽量キャラです。レスト追加と違い、追加したドン!!をそのターンのうちに使えるため、実質的にコスト3のキャラをコスト2で出したのと同じ働きをします。加速の中でもとくに重要な枠で、序盤に引けているかどうかで展開の速さがはっきり変わります。パワー1000と貧弱ですがカウンター2000を持つので、加速に使わなかった分は防御札として機能します。
ヤマト
4枚採用

- 種類
- キャラクター
- 色
- 紫
- コスト
- 3
- パワー
- 1000
- カウンター
- 1000
- 特徴
- ワノ国
- 属性
- 打
- ブロックアイコン
- ⑤
- 効果
- 【ブロッカー】(相手のアタックの後、このカードをレストにし、アタックの対象をこのカードにできる)/【登場時】ドン!!デッキからドン!!1枚までを、レストで追加する。
軽量帯で唯一の【ブロッカー】持ちで、加速と受けを同時にこなします。追加はレストなので効くのは翌ターンからですが、そのぶん盤面には壁が1枚残ります。序盤に殴られる展開でこそ価値が出る枠で、アグロ相手には出し惜しみせず置いてしまって構いません。特徴が《ワノ国》で《百獣海賊団》を含まない点だけ、EB04-032の捨てるコストやOP07-077のサーチ範囲を考えるときに注意してください。
中継ぎ(コスト6の4枚)
コスト3から9への谷を埋める唯一の枠です。毎ターン加速できるため、着地するかどうかで中盤の速度が変わります。
キング
4枚採用

- 種類
- キャラクター
- 色
- 紫
- コスト
- 6
- パワー
- 7000
- カウンター
- -
- 特徴
- ルナーリア族/百獣海賊団
- 属性
- 特
- ブロックアイコン
- ④
- 効果
- このキャラがKOされる場合、代わりに自分の場のドン!!1枚をドン!!デッキに戻すことができる。/【起動メイン】【ターン1回】自分のリーダーが特徴《百獣海賊団》を持ち、自分のキャラの他の「キング」がいない場合、ドン!!デッキからドン!!1枚までをアクティブで追加し、さらに1枚までをレストで追加する。
デッキ唯一のコスト6帯で、毎ターン起動できる加速装置です。アクティブ1枚+レスト1枚の計2枚を追加できるため、置いたターンからその場でドン!!が1枚増え、翌ターンにはさらに1枚増えます。加速札の中で最も総量が大きく、着地すればそのまま大型のターンへ直結します。
さらにKOされる場合、代わりに自分の場のドン!!1枚をドン!!デッキに戻して生き残れます。この「ドン!!を戻す」動作はOP17-062 カイドウの起動条件そのものなので、両方が並んでいるとKOを1回受け流しつつドン!!が補充されるという噛み合いが生まれます。他の「キング」が場にいると起動できない制約があるため、複数枚引いたときは1枚ずつ運用してください。
大型フィニッシャー(コスト9〜10の14枚)
加速の到達点であり、勝ち筋そのものです。パワーは11000〜12000で、相手のキャラでは正面から受けにくい数値が揃っています。
カイドウ
4枚採用

- 種類
- キャラクター
- 色
- 紫
- コスト
- 10
- パワー
- 12000
- カウンター
- -
- 特徴
- 四皇/百獣海賊団
- 属性
- 打
- ブロックアイコン
- X
- 効果
- 【ブロッカー】/【自分のターン中】【ターン1回】自分の場のドン!!がドン!!デッキに戻された時、ドン!!デッキからドン!!1枚までを、アクティブで追加する。その後、自分のドン!!1枚までを、アクティブにする。
このデッキの到達点であり、最も早く着地させたい大型の本命です。コスト10・パワー12000の【ブロッカー】という数値だけでも十分ですが、真価は下段の効果にあります。自分の場のドン!!がドン!!デッキに戻された時、ドン!!を1枚アクティブで追加し、さらに自分のドン!!1枚をアクティブにする——つまりドン!!-1というコストを、実質的に払わなかったことにできます。
この「戻された時」に反応する対象には、リーダーOP17-058のドン!!-1、OP17-061 大看板の登場時、OP17-063の起動メイン、ST34-004 シャーロット・リンリンの登場時(ドン!!-4)、OP15-078 万雷のメイン(ドン!!-2)、そしてEB04-031 キングのKO代替まで含まれます。ドン!!を払うカードが多いこのデッキにとって、事実上すべてのコストを軽くする1枚です。ただし【ターン1回】かつ【自分のターン中】限定なので、相手のターンにリーダー効果やカウンターイベントでドン!!-1を払っても、この補充は起きません。ここを勘違いすると計算が狂うので注意してください。
大看板
4枚採用

- 種類
- キャラクター
- 色
- 紫
- コスト
- 9
- パワー
- 11000
- カウンター
- -
- 特徴
- 魚人族/百獣海賊団
- 属性
- 特
- ブロックアイコン
- ⑤
- 効果
- 【登場時】ドン!!-1:自分のリーダーが特徴《百獣海賊団》を持つ場合、自分のデッキの上から1枚までを、ライフの上に加える。/【起動メイン】このキャラをトラッシュに置くことができる:自分の手札から「キング」か「クイーン」か「ジャック」1枚までを、登場させる。
登場時にライフを1枚増やせる大型です。序盤にライフを削られる展開が多いこのデッキにとって、耐久面での立て直し役になります。ドン!!-1が必要ですが、OP17-062が並んでいれば実質無料です。
起動メインは、自身をトラッシュに置くことをコストとして手札から「キング」「クイーン」「ジャック」を登場させる効果です。自分は場を離れるので、この動きだけで盤面のキャラが増えるわけではありません。Ver1.1の採用カードで対象になるのはEB04-031 キング(コスト6)とEB04-032 クイーン(コスト1)だけなので、パワー11000を手放して7000以下に置き換える取引になります。基本は使わず盤面に残し、キングの加速がどうしても欲しい、あるいは除去を受ける直前にキングへ変換したいといった場面に限って検討してください。前のターンに置いた大看板を次のターンにトラッシュするなら、その手番の展開に上乗せする形になり、実質的に盤面を1枚増やせます。
シャーロット・リンリン
4枚採用

- 種類
- キャラクター
- 色
- 紫
- コスト
- 10
- パワー
- 12000
- カウンター
- -
- 特徴
- 四皇/ビッグ・マム海賊団
- 属性
- 特
- ブロックアイコン
- ⑤
- 効果
- 【登場時】ドン!!-4,自分の手札1枚を捨てることができる:自分のデッキの上から1枚までを、ライフの上に加える。その後、相手のキャラ1枚までを、このターン中、元々のパワーを0にする。
Ver1.1で加わったもう1枚のコスト10です。ライフ回復と「元々のパワーを0にする」除去補助を同時にこなします。元々のパワーが0になった相手キャラは、こちらのどのキャラでも討ち取れるうえ、ブロックに出しても一方的に倒されます。リーダーのパワー-2000と違って数値の大小に関係なく機能するので、パワー12000級の相手にも通るのが強みです。
問題はコスト。コスト10で登場させたうえに、さらにドン!!-4と手札1枚が必要で、素直に撃つと盤面のドン!!が一気に4枚減ります。ここを支えるのがOP17-062とOP08-074です。OP17-062が場にあればドン!!-4のうち実質2枚ぶんが即座に戻り、同じターンにOP08-074を起動しておけばターン終了時に相手と同じ枚数まで回復します。3枚がそろって初めて無理なく撃てるカードだと考えて、順番を組み立ててください。特徴が《ビッグ・マム海賊団》なので、OP07-077のサーチ対象に含まれる点も覚えておくと便利です。
カイドウ
2枚採用

- 種類
- キャラクター
- 色
- 紫
- コスト
- 10
- パワー
- 12000
- カウンター
- -
- 特徴
- 四皇/百獣海賊団
- 属性
- 打
- ブロックアイコン
- ⑤
- 効果
- 自分の手札のカウンターを持たないキャラカードすべては、カウンター+1000を持つ。/【起動メイン】【ターン1回】ドン!!-1:このキャラが登場したターンの場合、相手のコスト6以下のキャラ1枚までを、このターン中、効果を無効にし、KOする。
同じコスト10・パワー12000ですが、役割はまったく違います。まず手札にある間ずっと働く常在効果があり、手札のカウンターを持たないキャラカードすべてにカウンター+1000を与えます。このデッキの該当カードは18枚。加速で手札が減りやすい構造を、手札にいるだけで支えてくれます。
もう一方の起動メインは、登場したターンに限りドン!!-1で相手のコスト6以下のキャラを効果を無効にしてKOします。効果を無効にしてから処理するため、KO時効果や身代わり効果を持つ相手にも通りやすいのが強みです。着地即除去なので、加速が通ったターンに邪魔なブロッカーを退かして一気にライフを詰める、という使い方が噛み合います。2枚採用にとどめているのは、手札に1枚あれば常在効果が働くためです。
イベント(16枚)
受け12枚とサーチ4枚。加速・防御・再現性をそれぞれ担当します。うち【カウンター】を持つのは12枚である点に注意してください。
万雷
4枚採用

- 種類
- イベント
- 色
- 紫
- コスト
- 0
- パワー
- -
- カウンター
- -
- 特徴
- 空島
- 属性
- -
- ブロックアイコン
- ④
- 効果
- 【メイン】ドン!!-2:カード1枚を引く。その後、相手のパワー5000以下のキャラ1枚までを、レストにする。/【カウンター】自分のリーダーかキャラ1枚までを、このバトル中、パワー+1000。その後、自分の場のドン!!が6枚以下の場合、カード1枚を引く。
Ver1.1で受けの土台になった1枚です。コスト0で、カウンター側にドン!!のコストがかかりません。攻めにドン!!を使い切ったターンでも確実に構えられるのが最大の利点で、カウンターイベント12枚のうち唯一この条件を満たします。パワー+1000は数値こそ小さいものの、自分の場のドン!!が6枚以下ならカードを1枚引けるため、実質的に手札が減りません。ドン!!-1やドン!!-4を多用してドン!!が減っているこのデッキとは、条件がきれいに噛み合います。
メイン側はドン!!-2で1枚引き、相手のパワー5000以下のキャラ1枚をレストにする効果。小型で殴ってくる相手のテンポを削れます。ドン!!-2もOP17-062の補充対象になるので、場に大型がいれば負担は軽くなります。
軍荼利龍盛軍
4枚採用

- 種類
- イベント
- 色
- 紫
- コスト
- 1
- パワー
- -
- カウンター
- -
- 特徴
- 四皇/百獣海賊団
- 属性
- -
- ブロックアイコン
- ⑤
- 効果
- 【メイン】自分のドン!!3枚をレストにし、自分の手札2枚を捨てることができる:自分のリーダーが特徴《百獣海賊団》を持つ場合、ドン!!デッキからドン!!3枚までを、レストで追加する。/【カウンター】ドン!!-1:自分のリーダーを、このバトル中、パワー+4000。
一度に3枚を追加できる、単発では最大の加速札です。ドン!!3枚をレストにして手札2枚を捨てるという重い条件ですが、成立すれば翌ターンのドン!!が3枚増え、コスト10圏へ一気に到達します。動きの薄いターンにまとめて撃つのが理想です。
【カウンター】側はドン!!-1でリーダーをパワー+4000。カウンター値としては最大級ですが、コストがドン!!である以上、相手のターンに払える余裕があるかを事前に考えておく必要があります。Ver1.1では4枚に増えており、加速札としても受け札としても数えられる中核枠になりました。
火龍大炬
2枚採用

- 種類
- イベント
- 色
- 紫
- コスト
- 1
- パワー
- -
- カウンター
- -
- 特徴
- 四皇/百獣海賊団
- 属性
- -
- ブロックアイコン
- ④
- 効果
- 【メイン】自分のドン!!6枚をレストにできる:自分の「カイドウ」1枚までを、このターン中、パワー+3000。その後、相手のキャラ1枚までを、レストにする。/【カウンター】ドン!!-1:自分のリーダーを、このバトル中、パワー+4000。
実戦での主な役割はドン!!-1でリーダーをパワー+4000するカウンターです。OP17-077と同じ数値なので、受けの厚みを2枚ぶん足す枠だと考えてください。
メイン側は自分のドン!!6枚をレストにして「カイドウ」1枚にパワー+3000、その後に相手キャラ1枚をレストにする効果。ドン!!6枚という条件が重く、その分だけこちらの展開は止まります。パワー12000のカイドウが15000になり、相手の攻め手も1枚止められるので、詰めのターンに使えれば強力ですが、基本はカウンター運用が中心です。
ノロノロビームソード
2枚採用

- 種類
- イベント
- 色
- 紫
- コスト
- 2
- パワー
- -
- カウンター
- -
- 特徴
- フォクシー海賊団
- 属性
- -
- ブロックアイコン
- ②
- 効果
- 【カウンター】ドン!!-1(自分の場のドン!!を指定の数ドン!!デッキに戻すことができる):自分のリーダーかキャラ1枚までを、このバトル中、パワー+2000。その後、相手のキャラ1枚までを、レストにする。/【トリガー】ドン!!デッキからドン!!1枚までを、アクティブで追加する。
受けながら盤面に干渉できる変わり種です。パワー+2000で耐えたうえで相手のキャラ1枚をレストにできるため、次の攻撃を1回減らせます。対象はリーダーでもキャラでもよく、大型を守る用途にも使えます。【トリガー】でドン!!1枚をアクティブで追加できるので、ライフから出ても加速につながる点も優秀です。
注意点は、特徴が《フォクシー海賊団》でOP07-077のサーチ対象に含まれないこと。2枚採用なので、引けたら大事に使いたい枠です。
"ひとつなぎの大秘宝"を獲りに行くぞ!!!
4枚採用

- 種類
- イベント
- 色
- 紫
- コスト
- 1
- パワー
- -
- カウンター
- -
- 特徴
- 四皇/ワノ国
- 属性
- -
- ブロックアイコン
- ②
- 効果
- 【メイン】自分のリーダーが特徴《百獣海賊団》か《ビッグ・マム海賊団》を持つ場合、自分のデッキの上から5枚を見て、特徴《百獣海賊団》か《ビッグ・マム海賊団》を持つカード1枚までを公開し、手札に加える。その後、残りを好きな順番でデッキの下に置く。/【トリガー】このカードの【メイン】効果を発動する。
唯一のサーチ札です。コスト1でデッキの上5枚から《百獣海賊団》か《ビッグ・マム海賊団》を1枚手札に加えられるため、序盤なら加速札を、中盤以降なら大型を狙って引き込めます。ST34-004 シャーロット・リンリンも《ビッグ・マム海賊団》なのでサーチ対象です。加速の噛み合いに再現性を持たせる重要な役割で、4枚採用は必然です。
注意点は2つ。ひとつは【カウンター】を持たないこと。手札に抱えていても防御には回せません。もうひとつは対象の特徴です。OP17-074 ヤマトは《ワノ国》、OP15-078 万雷は《空島》、OP07-076 ノロノロビームソードは《フォクシー海賊団》で、いずれもサーチ対象に含まれません。序盤の受けが欲しくてヤマトを探しに行っても引けない、という事故は覚えておいてください。
CHAPTER 05入れ替え・派生カードの候補
ここで挙げる4枚は、採用50枚には含まれていない紫のカードです。方向性は3つ。大看板の踏み倒し先を作る型、序盤の受けを厚くする型、アグロ対策を積む型です。いずれも紫単のまま組み替えられるので、リーダーの色制限にも触れません。なお前バージョン(Ver1.0)で採用されていたカードも、そのまま有力な候補になります。
ジャック


- 種類
- キャラクター
- 色
- 紫
- コスト
- 9
- パワー
- 10000
- カウンター
- -
- 特徴
- 魚人族/百獣海賊団
- 属性
- 打
- ブロックアイコン
- ⑤
- 効果
- 【速攻:キャラ】(このカードは登場したターンにキャラへアタックできる)/【登場時】ドン!!-1:自分のリーダーが特徴《百獣海賊団》を持つ場合、相手のキャラ1枚までを、このターン中、パワー-2000。
Ver1.1の構成でいちばん物足りないのが、OP17-061 大看板の起動メインです。手札から出せる「キング」「クイーン」「ジャック」がEB04-031とEB04-032しかないため、パワー11000を手放す価値が生まれにくくなっています。このジャックを入れるとコスト9をそのまま踏み倒せる踏み倒し先ができ、大看板の起動が損のない選択肢に変わります。【速攻:キャラ】と登場時のパワー-2000により、出したターンから相手の主力を1体持っていける点も優秀です。
キング


- 種類
- キャラクター
- 色
- 紫
- コスト
- 9
- パワー
- 10000
- カウンター
- -
- 特徴
- ルナーリア族/百獣海賊団
- 属性
- 特
- ブロックアイコン
- ⑤
- 効果
- 【ブロッカー】/【相手のアタック時】【ターン1回】自分の手札1枚を捨てることができる:自分のリーダーかキャラ1枚までを、このバトル中、パワー+2000。
コスト9・パワー10000の【ブロッカー】で、相手のアタック時に手札1枚を捨ててパワー+2000できます。盤面に残り続けるカウンター供給装置と考えると評価しやすい1枚です。カード名が「キング」なので大看板の踏み倒し対象にもなります。
ウォロロロロ…!!すっかり酔いが醒めたぜ


- 種類
- イベント
- 色
- 紫
- コスト
- 0
- パワー
- -
- カウンター
- -
- 特徴
- 四皇/百獣海賊団
- 属性
- -
- ブロックアイコン
- ⑤
- 効果
- 【カウンター】自分の手札1枚を捨てることができる:自分のリーダーかキャラ1枚までを、このバトル中、パワー+3000。/【トリガー】ドン!!-1:カード2枚を引く。
Ver1.0で受けの主軸だったカードです。手札1枚を捨ててパワー+3000で、捨てる1枚はカウンター値を持たない大型でも構いません。本来なら受けに回せないカードをそのまま防御力に変換できるのが本質で、ドン!!のコストがかからない点も万雷と同じ強みです。数値の大きい受けが欲しい構成では、OP15-078と枚数を分け合う形が扱いやすくなります。
アラマキ


- 種類
- キャラクター
- 色
- 紫
- コスト
- 7
- パワー
- 8000
- カウンター
- -
- 特徴
- 大将/海軍
- 属性
- 特
- ブロックアイコン
- ⑤
- 効果
- 【ブロッカー】(相手のアタックの後、このカードをレストにし、アタックの対象をこのカードにできる)/【登場時】ドン!!-1:カード1枚を引き、相手のコスト2以下のキャラ2枚までを、KOする。
コスト2以下を一度に2枚KOしつつ、1枚引いて場には【ブロッカー】が残ります。このデッキの最大の弱点であるアグロ対面への、最も直接的な回答です。空いているコスト7帯に収まる点も、カーブの谷を埋める意味で噛み合います。
注意点は特徴が《大将/海軍》で《百獣海賊団》を含まないこと。OP07-077でサーチできず、EB04-032の捨てるコストにも使えません。また大看板の踏み倒し対象でもありません。採用する場合は、サーチとの噛み合いが1段落ちることを織り込んでおいてください。
CHAPTER 06回し方(プレイのコツ)
このデッキの操作は、突き詰めれば「ドン!!をいつ払い、いつ取り戻すか」の管理に集約されます。加速札の多くが手札を捨てるコストを要求し、大型の効果はドン!!を要求するため、攻めるほど守りが薄くなるという構造的な緊張があります。
先攻・後攻の選び方
基本は「先攻」を選びます。このデッキの勝ち筋は「相手より早く大型を出す」ことなので、1ターン早く動ける先攻はそれ自体が目的に直結します。加えてコストの分布も先攻向きです。先攻のドン!!は1・3・5・7・9と奇数で増えていき、採用カードのコスト1(14枚)、コスト3(12枚)、コスト9(4枚)とぴったり噛み合います。素のドン!!推移では5ターン目にようやくコスト9へ届きますが、加速を2枚挟めば4ターン目に前倒しできます。
ただし、序盤から殴ってくる相手が多い環境では判断が変わります。後攻はドン!!が2・4・6・8・10と偶数で増えるため、コスト10のカイドウやシャーロット・リンリンが加速なしでも5ターン目に届き、初手の手札が1枚多いぶん受けも構えやすくなります。「速度を取るなら先攻、耐久とコスト10の素出しを取るなら後攻」と整理しておくと、対面ごとに選びやすいはずです。
マリガン基準
キープしたいのは、コスト3以下の加速札を含む手札です。EB04-032(コスト1)、OP17-073・OP17-074(コスト3)のいずれかが1枚でもあれば、加速の初動が成立します。OP07-077があれば加速札を探しに行けるので、これもキープ材料です。
引き直したいのは、コスト9以上の大型だけが並んだ手札です。このデッキには中間帯のカードがないため、加速札がないと大型は手札で眠り続けます。「大型が引けているから勝てる」ではなく「加速札が引けているから大型が出せる」という順序を、マリガンの段階から意識してください。
ターン帯ごとの動き
- 序盤:EB04-032・OP17-073・OP17-074を優先して置き、ドン!!を増やします。OP07-077で加速札を探すのもこの時間帯。OP08-074は起動せず、素のコスト3キャラとして置くのが基本です。
- 中盤:EB04-031 キングを着地させて毎ターンの加速を確保しつつ、届き次第OP17-062 カイドウを最優先で出します。OP17-062が場にあると以降のドン!!-1が実質無料になるため、他の大型より先に置く価値があります。
- 終盤:ST34-004 シャーロット・リンリンやOP17-063を着地させ、相手の受けをこじ開けてから殴り切ります。ドン!!-4を払ったターンにOP08-074を起動しておくと、ターン終了時に相手と同じ枚数までドン!!が戻り、次のターンも full で動けます。
固有の注意点3つ
- ① OP17-062は他の大型より先に出す。ドン!!-1やドン!!-4を要求するカードがリーダーを含めて多数あり、OP17-062が場にあるとそのコストが実質無料になります。ただし補充は【自分のターン中】【ターン1回】のみ。相手のターンにリーダー効果やカウンターイベントでドン!!-1を払ってもドン!!は戻ってこないので、防御でドン!!を使うときは翌ターンの残量を先に計算しておきましょう。
- ② ブラックマリアは「増やす」ではなく「取り戻す」カード。ターン終了時に相手と同じ枚数まで戻る性質上、ドン!!をまだ払っていない序盤に起動すると素の推移より損をします。リーダー効果やST34-004でドン!!を大きく払ったターン、あるいは終盤の補充として起動するのが正解です。
- ③ 受けのドン!!を残す。カウンターイベント12枚のうち8枚(OP17-077・EB04-040・OP07-076)はドン!!-1が必要です。攻めに全ドン!!を使い切ると、手札にカウンターがあっても撃てません。ライフが減っているターンほど、ドン!!を1枚残して攻撃を1回減らす判断が正解になりやすいと考えてください。
CHAPTER 07対面相性と対策
苦手小型キャラで攻めてくるアグロデッキ
このデッキの明確な弱点です。序盤に置くキャラはコスト1〜3のパワー1000〜2000帯で、この帯で【ブロッカー】を持つのはOP17-074 ヤマト(パワー1000)だけ。1〜3ターン目から連続で殴られるとライフが一気に溶けます。対策は、加速のペースをあえて落とすこと。OP08-074を起動せずに壁として置き、OP15-078 万雷でドン!!を使わずに受けるのが基本線です。構築側で対応するなら、入れ替え候補のOP17-059 アラマキ(コスト2以下を2枚KO)が直接的な回答になります。
苦手出した大型を的確に除去してくるコントロールデッキ
もうひとつの苦手対面です。加速して出したコスト10のキャラを1枚のカードで処理されると、費やしたドン!!と手札がまとめて無駄になります。とくにST34-004はドン!!-4と手札1枚を払って着地するため、除去1枚あたりの損失がほかのデッキより大きくなります。対策は、除去されにくい形を選ぶこと。EB04-031 キングはKOをドン!!1枚で肩代わりでき、その動作がOP17-062の補充条件も満たします。OP17-063の「効果を無効にしてKO」も、耐性を持つ相手を処理する数少ない手段です。
五分以上中速の盤面デッキ
互いにキャラを並べ合う展開なら、パワー11000〜12000という数値がそのまま優位になります。相手のキャラでは正面から討ち取りにくく、リーダー効果のパワー-2000を足せばこちらは一方的に取れる場面が増えます。盤面の質で殴り合う相手には、加速して先に大型を置いた側が有利という単純な構図に持ち込めます。
五分以上ブロッカーで受けてくる相手
ブロッカーを並べる相手には、ST34-004の「元々のパワーを0にする」が刺さります。数値の大小に関係なく無力化できるため、パワーの高い壁も1枚ずつ剥がせます。リーダーのパワー-2000、OP17-063の効果無効KO、OP07-076のレストも合わせれば、受け札を剥がす手段が複数あるので、防御に寄せた相手には構造的に強く出られます。
覚えておきたい手札破壊を仕掛けてくる相手
加速のコストが手札である以上、手札を削ってくる相手とはリソースの奪い合いになります。OP07-077でのサーチを早めに使って必要な札を確保し、捨てる順番も慎重に選びたい対面です。OP17-063を手札に1枚残しておけば、カウンターを持たない大型18枚が受けに変わるので、防御面での余裕を作れます。
アグロが増える環境ではこのデッキの序盤の薄さが露呈し、除去の少ない中速環境では加速による先着が素直に強く働きます。序盤3ターンをどう凌ぐかが、対面を問わず最大のテーマになります。
CHAPTER 08初心者向けの選ぶポイント
| 環境での立ち位置 | 新規リーダー(データ蓄積中)。OP-17『世界最強の戦士』(2026年8月22日発売)の新リーダーで、大会実績や使用率のデータはまだ十分ではありません。評価は構築の構造から見た傾向であり、今後の環境で変動します。 |
|---|---|
| 操作難易度 | 中級〜上級。加速に手札をどれだけ使うかの判断、アクティブ追加とレスト追加の使い分け、OP17-062を置く順番、そしてブラックマリアを起動するタイミングの4点が理由です。動き自体は一本道なので、この4点さえ押さえれば安定します。 |
| 向いている人 | 大型キャラを豪快に叩きつけるプレイが好きな方、ドン!!の枚数を数えて最速ルートを組み立てるのが楽しい方。逆に、毎ターン細かく受けを計算したくない方、序盤から殴って短いターンで決着をつけたい方には向きません。 |
揃える優先順位
最初に揃えるべきは加速エンジンの16枚です。リーダーOP17-058に加え、EB04-032 クイーン(4枚)・OP08-074 ブラックマリア(4枚)・OP17-073 バジル・ホーキンス(4枚)・OP17-074 ヤマト(4枚)。ここが欠けるとデッキの前提そのものが機能しません。
次に、加速の到達点であるOP17-062 カイドウ(4枚)とEB04-031 キング(4枚)。この2種が揃うと、加速したドン!!が実際に大型へ変換される形になります。続いてOP17-061 大看板(4枚)とOP07-077(4枚)で展開と再現性を確保します。受けが手薄なままだと序盤を越えられないので、OP15-078 万雷(4枚)とOP17-077(4枚)もこの段階で揃えたい枠です。最後にST34-004・OP17-063・EB04-040・OP07-076を必要枚数そろえていく流れが無理のない順番になります。
なお収録弾はかなりバラけています。EB04-031 キング・EB04-032 クイーン・EB04-040 火龍大炬はEB-04、OP08-074 ブラックマリアはOP-08、OP15-078 万雷はOP-15、OP07-076・OP07-077はOP-07、ST34-004 シャーロット・リンリンはスタートデッキST-34の収録です。OP-17のパックを剥くだけでは半分も揃わないので、シングルで補う前提で考えておいてください。在庫状況は変動しますので、当店の商品ページで購入時点の最新情報をご確認ください。
CHAPTER 09禁止・制限/レギュレーション
構築上のルールについては、採用50枚すべてが紫でリーダーOP17-058の色を満たしており、同一型番は最大4枚に収まっています。CHARACTER 34枚+EVENT 16枚=50枚で、STAGEは不採用です。
判定は型番単位なので、同じカード名でも型番が違えば扱いが異なります。本デッキにはカイドウがリーダーのOP17-058とキャラのOP17-062・OP17-063の3種含まれており、OP17-062とOP17-063はどちらもコスト10・パワー12000で数値が完全に一致しながら効果はまったく別物です。購入時も構築登録時も型番で確認してください。
ブロックアイコンは4種類が混在
ブロックアイコン制度(スタンダードレギュレーションで使用できるカードの範囲を区切る仕組み)についても注意が必要です。本構成のブロックアイコンは一律ではありません。
| アイコン | 該当カード |
|---|---|
| ② | OP08-074 ブラックマリア/OP07-076 ノロノロビームソード/OP07-077 "ひとつなぎの大秘宝"を獲りに行くぞ!!! |
| ④ | EB04-031 キング/EB04-032 クイーン/EB04-040 火龍大炬/OP15-078 万雷 |
| ⑤ | OP17-058(リーダー)/OP17-061/OP17-063/OP17-073/OP17-074/OP17-077/ST34-004 |
| X | OP17-062 カイドウ |
とくに覚えておきたいのがOP17-062です。このカードのブロックアイコンは数字ではなく「X」で、公式の「ブロックアイコン更新対象カード一覧」にも掲載されています。2026年4月以降に登場するスーパーパラレルレアと同一型番のカードは「X」として扱われ、スタンダードレギュレーションで原則として使い続けられる、という位置づけです。デッキの核が長く使えるカードである点は、組むうえでの安心材料になります。
一方で②のカードは、スタンダードで使用できる期間が他より早く終わります。ブロック指定のある大会区分では、指定範囲によって使用できないカードが出る可能性があるため、参加要項の対象範囲は事前に確認しておきましょう。