本稿は《OP12-040 クザン（LEADER）》を軸にした青〈海軍〉デッキを紹介します。手札を捨てる効果と連動して引く力を高め、相手の攻撃役を「攻撃できない」状態にし、相手の動きを抑制して勝ちにつなげる構成です。

• 手札を捨てて引く…《海軍》の効果で捨てた分だけカードを引ける。
• 探す・整える…《センゴク》《たしぎ》で必要な《海軍》を集めやすい。
• 終盤の押し切り…《ガープ》で大きなキャラを追加登場して一気に有利に。

LEADER

• OP12-040 クザン ×1

CHARACTER

• OP06-050 たしぎ ×4
• OP12-048 ドンキホーテ・ロシナンテ ×4
• OP12-047 センゴク ×4
• OP12-051 ヒナ ×4
• OP12-053 ボルサリーノ ×4
• OP06-047 シャーロット・プリン ×2
• OP06-051 つる ×4
• OP12-046 ゼファー ×4
• OP12-043 クザン ×4
• OP12-044 サカズキ ×4
• OP06-043 アラマキ ×2
• OP12-056 モンキー・D・ガープ ×4

EVENT

• OP12-057 アイス塊暴雉嘴 ×4
• OP06-058 重力刀 猛虎 ×2

STAGE

• （なし）

OP12-040 クザン

このリーダーは「《海軍》の効果で手札を捨てる」たびに同じ枚数を引けます。たとえば《センゴク》で手札を1枚捨ててから2枚探す、《ゼファー》《つる》《アイス塊暴雉嘴》で手札を捨てる…といった動きと自然にかみ合い、手札の減りをすぐに補えます。結果として、相手の主力を「攻撃できない」にする《OP12-043 クザン》や、処理札へ連続して触りやすくなり、安定してゲームを進められます。

OP12-047 センゴク

必要な《海軍》を一度に2枚まで見つけられる要となる1枚です。手札を1枚捨てる動きはリーダーの「捨てた分引く」と合致し、実質的に手札を減らさずに手札内容の質を上げられます。序盤から重ね引きし、処理札と守り札の両方に触れることで、相手の計画を落ち着いて受け止められます。

OP12-044 サカズキ

着地で2枚引いて手札を補充し、以後は手札1枚を捨ててドン!!を載せられる、攻守の要。大型の数値で攻めに転じつつ、必要に応じて他のキャラにドン!!を渡して打点や処理ラインを整えられます。捨てる動きはリーダーとも連動するため、無理なく継続的に活用できます。

OP12-053 ボルサリーノ

相手の効果で除去されそうでも、手札1枚で場に残せる粘り強さが魅力です。相手ターンはブロッカーになり、数値も上がるため、守りの要として非常に頼りになります。リーダーの引き直しと合わせて手札を切りやすく、場を保ちながら安全に次の一手へつなげられます。

OP12-043 クザン

登場時に相手の攻撃役を長いあいだ「攻撃できない」にできます。自分は手札を1枚捨てますが、リーダーでその分を引き戻せるため、実質的な消耗は小さめ。パワー8000で攻めにも使え、守りから反撃に移る橋渡しを担います。

OP12-056 モンキー・D・ガープ

出した瞬間にさらに「モンキー・D・ガープ」以外のパワー8000以下の青の《海軍》を登場させられます。手札を1枚捨てますが、リーダー効果で補えます。守りで止めた相手の攻撃役を、そのまま数で押し返す形になりやすく、終盤の決め手として非常に強力です。

IN：OP05-051 ボルサリーノ

• OUT: OP06-047 シャーロット・プリン
• 理由: 相手の手札を入れ替えるより、確実に相手のキャラ1体をデッキの下に置く方がわかりやすく強い場面が多いです。守りのあとに安全に盤面を片づけられます。

IN：OP07-051 ボア・ハンコック

• OUT: OP06-043 アラマキ
• 理由: 相手の攻撃役を止めつつ、小さなキャラをどかせます。防御と盤面整理を1枚でこなせるため、数をさばきたい対面でわかりやすく働きます。

IN：OP06-056 天叢雲剣

• OUT: OP12-046 ゼファー
• 理由: 小さなキャラをまとめてどかしたいときに便利です。コストが軽く、相手の連続した攻撃を早い段階で減らせます。

序盤（1〜3ターン）

まずは《たしぎ》《センゴク》で《海軍》を手札に集めます。ここで手札を1枚捨てる動きがあっても、リーダーの効果で同じ枚数を引けるので安心です。守りのイベント《アイス塊暴雉嘴》も、使った後に手札を捨てますが、引き直しと合わせると扱いやすいです。

中盤（4〜6ターン）

《サカズキ》で2枚引いて手札を増やし、以後は手札を1枚捨てて必要なキャラにドン!!を渡し、攻撃や処理を行います。《ボルサリーノ（4コスト）》は相手ターンに自然とブロッカーになり、効果でどかされそうでも手札1枚で残せます。《つる》や《ゼファー》の「手札を捨てる」「相手のキャラを手札に戻す」動きも状況に応じて使い分け、相手の攻撃回数を減らしていきましょう。

終盤（7ターン〜）

《モンキー・D・ガープ》を出して多面展開をします。相手の主力は《OP12-043 クザン》で「攻撃できない」を付けて安全に進めます。どうしても早く整地したい場面では《重力刀 猛虎》で相手のキャラをデッキの下に置き、ロングゲームを目指します。

青《海軍》の「手札を捨てる」動きと、リーダー《OP12-040 クザン》の引き直しがぴったり合い、デメリットを消してくれるのが魅力です。《センゴク》《たしぎ》で欲しいカードへ届きやすく、《OP12-043 クザン》で相手の攻撃役を止め、《つる》《ゼファー》などで着実にキャラをどかします。最後は《モンキー・D・ガープ》で大きなキャラを並べ、勝ち筋を押し広げましょう。「捨てて引く→止める→どかす→押し切る」。この流れを守れば、安定して勝利に近づけます。