【徹底解説!レシピ付き】青黄ナミデッキの特徴と回し方
1. 前置き
本デッキは青黄《ナミ(OP11-041)》をリーダーに、青のテンポ取り(戻し・下送り)と黄のライフ連動効果を掛け合わせたミッドレンジです。毎ターンのハンド補充と確定処理を両立し、面制圧からリーサルを組み立てます。
2. デッキの特徴
- 継続ドロー:ライフが離れた時のドロー+《プリン》/イベントで手札が途切れにくい
- 盤面制圧:青の「手札戻し・デッキ下」と黄の除去で中コスト帯に強い
- 受けの厚み:低コスト《ビスタ》や各種イベントで被弾を抑えつつ反撃へ
- 終盤の押し込み:《ユースタス・キッド》でライフを直接詰め、詰め筋を確定
3. デッキリスト
LEADER
- OP11-041 ナミ ×1
CHARACTER
- ST22-009 ビスタ ×4
- OP03-048 ノジコ ×4
- OP11-106 ゼウス ×4
- OP06-106 光月日和 ×4
- ST17-005 マーシャル・D・ティーチ ×4
- OP06-047 シャーロット・プリン ×2
- OP06-104 菊之丞 ×4
- OP10-045 キャベンディッシュ ×4
- OP12-112 ベビー5 ×4
- ST22-005 光月おでん ×4
- OP10-112 ユースタス・キッド ×4
EVENT
STAGE
- (なし)
4. 採用カード解説‐LEADERの特徴
OP11-041 ナミ
カード情報
- カテゴリ: LEADER
- ライフ: 4
- 属性: 特
- パワー: 5000
- 色: 青/黄
- 特徴: 麦わらの一味
- メイン効果: 【自分のターン中】【ターン1回】ライフが離れた時、発動できる。自分の手札が7枚以下の場合、カード1枚を引く。/【ドン‼×1】【相手のアタック時】【ターン1回】自分の手札1枚を捨てることができる:このリーダーは、このターン中、パワー+2000。
- 入手情報: ブースターパック 神速の拳【OP-11】
ライフが離れたタイミングでのドローで手数を維持しつつ、相手ターンはドン‼×1+手札1枚で+2000の防御を構えられます。黄の“ライフを動かす”カード(《ゼウス》《光月日和》《火拳銃》など)と自然に噛み合い、発動機会を確保しやすいのが強み。青のテンポ手段で相手の攻め手を遅らせながら、手札・盤面・ライフの各リソースをバランスよく伸ばす器用なゲームメイクが可能です。
5. 採用カード‐LEADER以外(キーカード)
OP03-048 ノジコ
カード情報
- コスト: 2
- 属性: 知
- カウンター: 1000
- 色: 青
- 特徴: 東の海
- メイン効果: 【登場時】自分のリーダーが「ナミ」の場合、相手のコスト5以下のキャラ1枚までを、持ち主の手札に戻す。
- 入手情報: 強大な敵【OP-03】
条件は“リーダーがナミ”のみ。2コストで5コスト以下を即時バウンスでき、序盤~中盤のテンポ獲得が突出。戻したターンに《火拳銃》《業火拳銃》を絡めれば、相手の再展開にも対応可能。相手のキーカード着地ターンを踏み倒しやすく、こちらの攻め筋(およびリーダーのドロー契機)を安全に作ります。
OP11-106 ゼウス
カード情報
- コスト: 2
- 属性: 特
- パワー: 2000
- カウンター: 2000
- 色: 黄
- 特徴: ホーミーズ/ビッグ・マム海賊団
- メイン効果: 【登場時】自分のライフの上か下から1枚を手札に加えることができる:相手のコスト5以下のキャラ1枚までを、KOする。
- 入手情報: ブースターパック 神速の拳【OP-11】
ライフを動かすことをコストに、2コストで“5以下確定除去”。ナミのドロー条件や黄のシナジーを同時に満たしつつ、青が苦手な“居座り続ける中型”を処理できます。軽さと除去範囲の広さから4投の価値が高く、テンポ回復・リーサル前の整理・トリガーケアなど用途が多彩です。
OP11-114 ゴムゴムの火拳銃
カード情報
- カテゴリ: EVENT
- コスト: 1
- 色: 黄
- 特徴: 麦わらの一味
- メイン効果: 【メイン】自分のドン‼3枚をレストにできる:お互いのライフの合計枚数が5枚以上の場合、相手の元々のコスト5以下のキャラ1枚までを、KOする。
- カウンター効果: 【カウンター】自分のリーダー1枚までを、このバトル中、パワー+3000。
- 入手情報: ブースターパック 神速の拳【OP-11】
1コストながら、条件下で“5以下確定除去”を狙える柔軟札。相手ターンは+3000カウンターとして機能し、受けを厚くします。ライフの合計管理が重要で、ナミのドロー誘発(ライフが離れる)や《日和》の入れ替えと合わせて、条件達成のラインを作りやすい構成です。
OP04-056 ゴムゴムの業火拳銃
カード情報
- カテゴリ: EVENT
- コスト: 2(※要確認)
- 色: 青
- 特徴: 麦わらの一味
- メイン効果: 【メイン】キャラ1枚までを、持ち主のデッキの下に置く。
- トリガー効果: 【トリガー】コスト4以下のキャラ1枚までを、持ち主のデッキの下に置く。
- 入手情報: 謀略の王国【OP-04】/ONE PIECE CARD THE BEST【PRB-01】
デッキ下送りは“再展開不可”の実質永続処理。黄のKOと役割分担し、バウンス耐性や登場時効果の使い回しを許さないのが強力です。トリガーでも4以下を下に送れるため、受けから主導権を取り返す動きにも貢献します。
OP10-112 ユースタス・キッド
カード情報
- コスト: 8
- 属性: 特
- パワー: 9000
- 色: 黄
- 特徴: 超新星/キッド海賊団
- メイン効果: 【登場時】このキャラをレストにできる:相手のライフの上から1枚までを、トラッシュに置く。/【自分のターン終了時】相手のライフが2枚以下の場合、カード1枚を引き、自分の手札1枚を捨てる。
- 入手情報: ブースターパック 王族の血統【OP-10】
着地時に“実質1点奪取”できる終盤のフィニッシャー。面を整理してからレスト着地→残り打点を押し込み、ターン終了時の条件下で手札質を整えられます。イベント除去と併用すればブロッカー越えの詰めも容易です。
6. 入れ替えカードの候補
IN:OP10-046 キュロス
カード情報
- コスト: 7
- 属性: 斬
- パワー: 9000
- 色: 青
- 特徴: ドレスローザ
- メイン効果: 【登場時】コスト5以下のキャラ1枚までを、持ち主の手札に戻す。
- 入手情報: ブースターパック 王族の血統【OP-10】
- OUT: OP10-045 キャベンディッシュ
- 理由: 同じ青の中~終盤要員でも、即時バウンスで盤面に触れる《キュロス》のほうが“返し”に強く、リーサル前の面開けに直結します。手札質より面処理を優先する調整。
IN:ST07-010 シャーロット・リンリン
カード情報
- コスト: 7
- 属性: 特
- パワー: 8000
- 色: 黄
- 特徴: 四皇/ビッグ・マム海賊団
- メイン効果: 【登場時】相手は以下から1つを選ぶ。(相手のライフの上から1枚をトラッシュに置く/自分のデッキの上から1枚をライフの上に加える)
- 入手情報: ビッグ・マム海賊団【ST-07】
- OUT: OP12-112 ベビー5
- 理由: 《ベビー5》は多色リーダー条件のトリガードロー専用で盤面への直接影響が希薄。代わりに《リンリン》で着地即ライフ差を動かし、ナミのドロー誘発や詰め筋形成を強化します。
IN:OP12-106 トラファルガー・ロー
カード情報
- コスト: 6
- 属性: 斬
- パワー: 7000
- カウンター: 1000
- 色: 黄
- 特徴: ドレスローザ/超新星/ハートの海賊団
- メイン効果: 【ブロッカー】
- 入手情報: 師弟の絆【OP-12】
- OUT: ST22-009 ビスタ
- 理由: 同じ受け役でも、終盤のサイズと打点牽制力で《ロー》が上。除去イベントで相手の横並びを刈るターンを安全に作れ、詰めへの橋渡しが安定します。
7. デッキの回し方(先行想定)
序盤(1〜3ターン/ドン!!:1→3→5)
1ターン目は《ビスタ》や《日和》で受け/手札・ライフ整備。2〜3ターン目は《ノジコ》で相手の5コスト以下を戻してテンポ先行し、《ゼウス》や《火拳銃》で要所を処理。ライフが離れたら《ナミ》のドロー条件を満たしやすく、手数が切れません。
中盤(4〜6ターン/ドン!!:7→9)
青の下送り《業火拳銃》で“再展開不可”の面処理を差し込み、黄の《火拳銃》条件も満たすようライフ合計を意識してプレイ。必要なら《ティーチ》でドン‼加速付与→一気に盤面を整理し、返しに《キッド》や(採用時)《キュロス》を叩き込みやすくします。
終盤(7ターン〜)
《ユースタス・キッド》の登場時で実質1点を奪い、イベントでブロッカーを排除して詰め。相手ターンは《火拳銃》の+3000カウンターや《ロー(IN時)》で致死圏外を維持。ライフが離れる順序を管理し、《ナミ》のドローで詰め札を持ち続けます。
8. まとめ
青のテンポ制圧(バウンス・下送り)と黄のライフ連動効果を、リーダー《ナミ》のドロー誘発で高密度に回す構築です。《ノジコ》《ゼウス》《火拳銃》で中盤の盤面を削り、終盤は《ユースタス・キッド》でライフを直接詰めつつリーサルを確定。受けが強く手札も尽きにくいので、長期戦での安定感が魅力です。入れ替えでは、終盤の面処理力と受けの質をさらに高める《キュロス》《リンリン》《ロー》が有力。環境の中コスト帯・横並びに対して継続的に有利を作れる、一貫性の高い青黄ミッドレンジと言えるでしょう。